2025年 大阪・関西万博と、大河ドラマ「べらぼう」 ― 2025年12月31日 18:54
2025年も、残り5時間となった。
今年は、55年振りに、大阪で万博が開催された。前回の1970年の万博を、小学校6年のときに体験した感動をもう一度味わいたく、通期パスを購入。4月中旬初入場し、2時間並んでアメリカ館へ入館した。ところが、万博が実物から映像展示に代わってしまったことに失望した。(前回アメリカ館には、入れなかったが、実物の月面着陸船など宇宙船が並んで展示されていたと聞く。また、何とか入館できたソ連館では、宇宙から帰還した着陸船が多数展示されているのを観た。)通算9回訪れた今回の万博は、イベント力には長けており、お祭りとして盛り上げることには成功していたが、その後入館した各パビリオンも、アメリカ館同様、映像中心の展示方法が主流で、生の迫力に欠け、さらにそもそも全体としてのテーマ自体に、前回の万博にはあった、未来への希望、憧れ、躍動というものが、ほとんど感じらなかった。そして、その万博のシンボルである「太陽の塔」と「ミャクミャク」を比較しても、後者は、どこか愛らしく、ひょうきんで人気者になったが、前者の威厳があり、力強く、神秘的で、かつ哀愁のある(特に背後から見た時の)巨大な像は、今でも圧倒的な魅力を放っている。作者の岡本太郎氏が、この作品を「べらぼうなものを創った」と周囲に語っていたらしい。
奇しくも、今年の大河ドラマは、江戸時代後期に、時代を超越した発想力と行動力で、日本の出版界の先駆けとなった蔦谷重三郎の生涯を描いたものであったが、岡本太郎氏の言葉と、このドラマのタイトルが同じであったことは何かの因縁を感じる。しかし、残念ながら、2025年の万博については、「べらぼう」にはなりえなかったように思う。これは1970年の万博を体験したもの故の感想かもしれないが…。
今年は、55年振りに、大阪で万博が開催された。前回の1970年の万博を、小学校6年のときに体験した感動をもう一度味わいたく、通期パスを購入。4月中旬初入場し、2時間並んでアメリカ館へ入館した。ところが、万博が実物から映像展示に代わってしまったことに失望した。(前回アメリカ館には、入れなかったが、実物の月面着陸船など宇宙船が並んで展示されていたと聞く。また、何とか入館できたソ連館では、宇宙から帰還した着陸船が多数展示されているのを観た。)通算9回訪れた今回の万博は、イベント力には長けており、お祭りとして盛り上げることには成功していたが、その後入館した各パビリオンも、アメリカ館同様、映像中心の展示方法が主流で、生の迫力に欠け、さらにそもそも全体としてのテーマ自体に、前回の万博にはあった、未来への希望、憧れ、躍動というものが、ほとんど感じらなかった。そして、その万博のシンボルである「太陽の塔」と「ミャクミャク」を比較しても、後者は、どこか愛らしく、ひょうきんで人気者になったが、前者の威厳があり、力強く、神秘的で、かつ哀愁のある(特に背後から見た時の)巨大な像は、今でも圧倒的な魅力を放っている。作者の岡本太郎氏が、この作品を「べらぼうなものを創った」と周囲に語っていたらしい。
奇しくも、今年の大河ドラマは、江戸時代後期に、時代を超越した発想力と行動力で、日本の出版界の先駆けとなった蔦谷重三郎の生涯を描いたものであったが、岡本太郎氏の言葉と、このドラマのタイトルが同じであったことは何かの因縁を感じる。しかし、残念ながら、2025年の万博については、「べらぼう」にはなりえなかったように思う。これは1970年の万博を体験したもの故の感想かもしれないが…。
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