教皇選挙 ― 2025年05月02日 17:34
株主優待券が一枚あり、久しぶりに映画館で映画を観た。先頃、第266代フランシスコ教皇が亡くなられたこともあり、タイトルの映画を観ることとした。あらずじは次の通りであるが、第97回アカデミー賞8部門でノミネートされたことが納得できるクオリティの高い作品であった。
【あらすじ】
「法王ローマ教皇の後継者を選挙で選ぶ様子を詳細に描き、人間の本性に迫ろうとした作品。候補者の資格を持つ、約100名の枢機卿という役職者が、全世界から、カトリック教会の総本山に集められる。そして、候補者は外部との接触を遮断された中で、生活を共にしながら、表立って議論を交わしたりはしないものの、お互いの人物を見極めたり、メンバー同士での共闘や、その解消などが起こる。また、これまでの経歴から、あの人物だけは教皇にさせてはいけないなど、各個人の思惑を垣間みせる。そんな中、選挙を仕切るレイフ・ファインズ演じるローレンスは、教皇として相応しくない人物を極力排除するため、常にアンテナを張って、各候補者を注視している。そして、過去の過ち(スキャンダル)を犯した者を見つけ出すと、事情聴取を行い、辞退を迫る。また、この不祥事が暴かれるよう工作した有力な対立候補者の所業も公表し、選挙戦から脱落させる。そんな仕切り役の役目は非常に重いが、この役目を担う人選については、教皇が在命時に、公正無私、かつ高い見識を持つ人物を、見極め、指名している。従って、この仕切り役が自己都合で選挙をコントロールするようなことは決して行わない。閉鎖された空間の中で、圧倒的多数の得票を、誰が取るのか。最終局面は急転直下の展開で、結末を迎える。」
【感想】
自分たちの代表者を選挙で選ぶことができる民主主義社会において、果たして、私たちは、真にその地位に相応しい人物を、選挙で選び得ているのであろうか、大いに考えさせられた。
【あらすじ】
「法王ローマ教皇の後継者を選挙で選ぶ様子を詳細に描き、人間の本性に迫ろうとした作品。候補者の資格を持つ、約100名の枢機卿という役職者が、全世界から、カトリック教会の総本山に集められる。そして、候補者は外部との接触を遮断された中で、生活を共にしながら、表立って議論を交わしたりはしないものの、お互いの人物を見極めたり、メンバー同士での共闘や、その解消などが起こる。また、これまでの経歴から、あの人物だけは教皇にさせてはいけないなど、各個人の思惑を垣間みせる。そんな中、選挙を仕切るレイフ・ファインズ演じるローレンスは、教皇として相応しくない人物を極力排除するため、常にアンテナを張って、各候補者を注視している。そして、過去の過ち(スキャンダル)を犯した者を見つけ出すと、事情聴取を行い、辞退を迫る。また、この不祥事が暴かれるよう工作した有力な対立候補者の所業も公表し、選挙戦から脱落させる。そんな仕切り役の役目は非常に重いが、この役目を担う人選については、教皇が在命時に、公正無私、かつ高い見識を持つ人物を、見極め、指名している。従って、この仕切り役が自己都合で選挙をコントロールするようなことは決して行わない。閉鎖された空間の中で、圧倒的多数の得票を、誰が取るのか。最終局面は急転直下の展開で、結末を迎える。」
【感想】
自分たちの代表者を選挙で選ぶことができる民主主義社会において、果たして、私たちは、真にその地位に相応しい人物を、選挙で選び得ているのであろうか、大いに考えさせられた。
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